ロシア検察:クリミアのウクライナ・ソビエト社会主義共和国への譲渡はソ連憲法に合致していなかった

© Sputnik / Mihail Mokrushinロシア検察:クリミアのウクライナ・ソビエト社会主義共和国への譲渡はソ連憲法に合致していなかった
ロシア検察:クリミアのウクライナ・ソビエト社会主義共和国への譲渡はソ連憲法に合致していなかった - Sputnik 日本
サイン
「ロシアからウクライナへクリミアを譲渡したロシア・ソビエト連邦社会主義共和国及びソ連邦最高会議幹部会の決定は、ソ連邦憲法に合致したものではなかった。」ロシアの政党「公正ロシア」のセルゲイ・ミローノフ党首の質問に対するロシア連邦検察の回答の中では、そのように述べられている。

回答の中では、次のように指摘されている―

EUによる制裁延長はロシアとの再統一を選んだクリミアの人々を「罰する試み」 - Sputnik 日本
EUによる制裁延長はロシアとの再統一を選んだクリミアの人々を「罰する試み」

「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国とソ連邦の憲法は、ロシアに属する領土を他のソ連邦構成共和国に譲渡する事に関し、ソ連邦及びロシア最高会議の権限を規定していなかった。ソ連憲法に従えば、この問題は、国のより上部の権力・国家統治機関の管轄に属する。

なおセヴァストーポリ特別市に関して言えば、この町は、クリミアがウクライナに譲渡された後も、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の管轄下に残っていた。

後になって、1991年12月時点の国境におけるセヴァストーポリの、ロシア連邦の一部としての地位は、1993年7月9日付のロシア連邦最高会議決議により確認されている。」

クリミアとセヴァストーポリは、同地で昨年3月、住民投票が実施され、投票率83,1%、そして96,77%の圧倒的多数の賛成を得て、ロシアへ再統合された。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала