ロシアはMERSに対する初の国産ワクチンの登録を行っている

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ロシアの研究者たちはMERS(コロナウイルス)に対する初の国産ワクチンを開発し、すでにそれを登録にまわしたと、ロシア連邦消費者権利擁護・福祉分野監督庁(消費者監督庁)のアンナ・ポポワ長官が伝えた。

「ロシアのワクチン開発は成功だ。ワクチンは、ひとつのバリエーションだけではなくもっと増えていく、これは明らかだ」とポポワ長官は続けた。「更なる研究は、最大限に効果のあるワクチンの開発へとつながるでしょう」

消費者監督庁のデータによれば、今のところロシアではMERSの感染は見られていない。「すべての欠かすことのできない対抗措置は行われています。衛生的な、伝染病に対抗する方策は取られており、現在の国内状況は安定しています」と、広報のリーダーは述べている。

韓国は、サウジアラビアに続き、MERSが大流行した世界で二番目の国となった。サウジアラビアでコロナウイルスが発見されたのは2012年のことだった。コロナウイルスの流布は以前、アイルランド、カタール、アラブ首長国連邦、チュニジア、イギリス、ドイツ、イタリア、フランスなど23の国で見られた。これらの国では公的な記録によれば1100人以上の感染者が確認された。MERSに感染した場合の死亡率は、40パーセントにも上っている。

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