ロシア外務省:サイバー空間に関する国連報告書、条約への一歩となる可能性あり

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国連の専門家らが作成したサイバー空間における行動規範に関する報告書は、法的拘束力を有する国際条約につながるかも知れない。報告書を共同作成した情報安全保障関連国際協力担当ロシア大統領特別代表、ロシア外務省特使のアンドレイ・クルツキフ氏が述べた。

国連の専門家グループは3次の協議を経て、報告書を提出した。サイバー空間における国家の行動規範の規定を試みたものだ。ロシア、米国、中国を含む20か国の専門家が参加して策定された。

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「報告書は第70回国連総会(9月)に提出するため、国連事務総長に手渡された」。クルツキフ氏の言葉をコメルサント紙が伝えた。

専門家らはなお「情報空間における行動規範をめぐる議論の端緒についたに過ぎない」「ロシアは理想的には国連主導でグローバル情報安全保障に関する法的拘束力ある国際条約が望ましいと考えている。しかし、そうした条約を作れるほどには西側のパートナーたちは成熟していないということを理解している。それでも基本となる行動規範は今日にも作成しなければならない」と同氏。

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