ラヴロフ外相「ロシアは『自由シリア軍』とコンタクトを確立する用意あり」

© AFP 2023 / Alexander Nemenovセルゲイ・ラヴロフ外相
セルゲイ・ラヴロフ外相 - Sputnik 日本
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ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は『ロシア政府は、在野勢力『自由シリア軍』とのコンタクトを確立する用意があり、米政府に対し、彼らに関するデータを渡すよう要請した」と述べた。

ラヴロフ外相は、次のように伝えたー

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「私は、ケリー国務長官に、『自由シリア軍』がどこにおり、誰が指揮しているかなど何らかの情報を与えるよう頼んだ 我々は、彼らとコンタクトを確立する用意さえある。もしこの実際今も活動能力を保っている愛国主義在野勢力の軍事グループが、シリア人から構成されているのであれば、我々は、そうした(コンタクト確立の)希望を隠すものではない。しかし今のところ、誰も彼らがシリア人グループであるとは言っていない。」

「自由シリア軍」のメンバーに属する「ブルカン・エル-フィラト」部隊の公式スポークスマンを務めるシェルヴァン・デェヴリシ氏は、ラジオ・スプートニクのインタビューに応じ、その中で、テロリストとの戦いにおいてロシアと協力する考えを支持し、次のように述べたー

「我々はすでに何度も、ISのテロリストらを殲滅するため実際的措置を取る勢力を支持すると、強調してきた。ISは、すべての人々に巨大な脅威を与える大規模な組織であり、それゆえ、戦いでは、総合的でよく準備された作戦のみが効果を生む。我々は、ISに対する反テロ作戦を支持しており、ああした脅威を殲滅するために非常に重要な措置だとみなしている。

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とはいえ、ISに痛烈な攻撃を与えるためには、空爆だけでは不十分だ。それゆえ我々は、ロシア政府に、武器・兵器の供与を求める。空からの攻撃だけで、ISを完全に殲滅することはできない。シリアでISに対し最も効果的な陸上戦を展開しているのは、クルド防衛隊と我々『ブルカン・エル-フィラト』だ。 まさに我々は、IS戦闘員らと顔を突き合わせて戦っており、主な攻撃を自身に受けている。

空軍の支援を受け、我々は、コバニ、テル-アブヤド。スィリン、アイン-イッサ、メブルクの戦闘員らを、追い出すことに成功した。我々は、ロシアに対し、ISを一掃する戦いにおいて、我々に武器を援助するよう求める。空中及び陸上での作戦で我々と一つになれば、ISに壊滅的な攻撃を加えることができるだろう。」

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