ここ数日でキリスト教徒のアッシリア人の所有する施設に「イスラム国（ＩＳ）」に関連した落書きが書かれたのはこれで２件目。
１３日、サムエルソンさんはVästra Frölunda地区オパルトルゲット広場にあるパン屋の壁に落書きを見つけた。
壁にはＩＳを示す象徴がいくつか見られるほか、アラブ語の文字Ｎが書き込まれている。この文字は２０１４年、モスルがＩＳによって占領される前にキリスト教徒の家のドアにテロリストが書き込んだものと同じ。
この広場にはレストランが数軒あるものの、落書きが行なわれたのはパン屋とピザ屋の２軒だけ。この２軒はキリスト教徒のアッシリア人が所有している。ピザ屋が落書きを受けたのは１週間で２度目。店主はすでに警察に通報している。
落書きを最初に報じたのはスウェーデン語の新聞Hujådå。
スウェーデンの日刊紙「ダーゲンス・ニュヘテル」に掲載の写真では「ここはカリフ制だ」、「イスラムを受け入れるか、それとも死か」、「スウェーデンはＩＳＩＳ（の心臓部）だ」、「ＬＧＢＴの寄生虫らはなぜ泣くのか？ それはあいつらがこれからＩＳＩＳの犠牲になるからなのか？」（書き間違いあり）
その先は「新聞の絵で溺れている子どもたち」について何か書いてあるようだが、鮮明には見えない。
最後の３枚は記事の紙面には写真が掲載されているがソーシャルネット上にはない。
.@Ivarpi Islamistiska slagord på ett café och en pizzeria i Göteborg, "Konvertera eller dö" pic.twitter.com/YkXnyMh7V4
— ShabK (@ShabADFA) 13 октября 2015
Hus och affärer tillhörande svensk-assyrier i Göteborg märkta med IS-symbol http://t.co/1OWfBpVDeQ #svpol #migpol pic.twitter.com/m9bfJeuTrX
— MX Cartoons (@MXCartoons) 13 октября 2015
「ここはカリフ制だ」
Islamistiska slagord på ett café och en pizzeria i Göteborg, "Konvertera eller dö" pic.twitter.com/3piDAHHEOK
— Nuri Kino (@KinoNuri) 13 октября 2015
「イスラムを受け入れるか、死か」
Islamistiska slagord på ett café och en pizzeria i Göteborg, "Konvertera eller dö" pic.twitter.com/3piDAHHEOK
— Nuri Kino (@KinoNuri) 13 октября 2015
ここにも書かれている。「スウェーデンはすでに包囲されている。」状況から判断すると同じ壁と思われる。
Islamistiska slagord på ett café och en pizzeria i Göteborg, "Konvertera eller dö" pic.twitter.com/ncVBoSMEMn
— Nuri Kino (@KinoNuri) 13 октября 2015
Hujådå 紙には、こうした煽動はイスラム教徒に対する憎しみにあおるためになされたものではないかというコメントが多くなされている。
