外務省:オランダはボーイング機事故に関する報告書発表の当日、ラヴロフ外相との会談を要請した

© Sputnik / Mikhail VoskresenskiyНа месте крушения малайзийского самолета Boeing 777 в районе города Шахтерск Донецкой области
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オランダはロシアのラヴロフ外相に対し、10月13日の報告書発表当日に、ボーイング777型機のウクライナにおける墜落事故の捜査に関する会談を要求した。最後通牒形式の要求であり、オランダ側は以降コンタクトを取ろうとする動きを見せていない。金曜、外務省のザハロワ報道官が述べた。

ロイターの報道では、オランダ外務省のベルト・クンデルス大臣は、ロシアはウクライナにおけるマレーシア航空のボーイング機の事故に関する調査報告について疑惑を巻き起こしているとして、ロシアを非難した。

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「オランダ側は報告書発表の当日、15分というリミットつきの最後通牒として、ラヴロフ外相との電話会談を要求した。その時ラヴロフ外相は先に予定されていたイベントに出席しなければならなかった。以後は会談実現への試みは取られていない」

「こちら側は度々オランダ側に、モスクワへの専門家らの派遣を求めている。しかし先方はこれを拒んだ。いまオランダは事実無根のスキャンダルを起こそうとしているが、無駄骨だ。事実を歪曲しようとするあらゆる試みは阻止される」

今週オランダ安保評議会は事故調査報告書を提出。墜落の原因はミサイル9М38シリーズに設置された9N314M弾薬の爆発である、とされた。ロシアの指摘に対するコメントでは、攻撃元はブークシステムを製造する武器製造大手アルマズ・アンテイ社の9М38またはより新しいタイプの9М38M1である可能性がある、とされている。

同社は火曜、独自の報告書を発表し、ミサイルは事故時点でキエフが管理していた地域から発射されたミサイルによって撃墜された、と主張した。残骸に見られる損傷からは、それ以外のミサイルだと考えることはできない、との主張だった。また9М38ミサイルはロシア軍には配備されていない。

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