ロシア外務省「シリアでのロシアの空爆の危険性に関する西側の主張は情報キャンペーンの一環」

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ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は、TV「ロシア24」の取材に応じた中で「ロシア航空宇宙軍が実施しているシリア国内のテロリストを標的にした空爆の危険性について、米国やフランスの高官がいろいろ発言しているが、それらはロシアに対する情報キャンペーンの一環である」と述べた。

ザハロワ報道官は、一つの例として「ロシアはシリアで『IS(イスラム国)』の陣地でないところを空爆している」とのフランスのル・ドリアン国防相の発言に注意を促し、次のように指摘した―

ロシア外務省:シリアでロシア人が死亡したという報道は、情報戦争の一部 - Sputnik 日本
ロシア外務省:シリアでロシア人が死亡したという報道は、情報戦争の一部
「まさにこうした人物に対し、それでは、西側の目から見てどこを爆撃すべきなのか、『IS』のテロリストらはどこにいるのかについて、情報をロシア側にくれるようお願いしたい。しかし西側の皆さんは、教えてくれる代わりに、定期的に、記者会見の席上やマスコミを通じて、ロシアは本当は違ったことをしているのだと作り話をしている。

こうしたロシアに対する信用を失わせようとするゲームは、高くつく。とてもたくさんの事が、危機にさらされている。ここ最近、世界のあれやこれやの場所で、ロシアの侵略について語って来た人達の評判は、ぎりぎりのところに追い込まれた。それゆえ、かくも掛け金の高い今回のゲームでは、その立場を守るために絶えず、実際権威ある人達を引き入れる必要があるのだ。」

このように述べたザハロワ報道官は、さらに「ロシア政府は、シリア政府と在野勢力が対話のテーブルにつく条件作りに向けた作業を、中断しなかった」と指摘し「我々は、シリア政府と在野勢力の立場を近づけるための好ましい雰囲気や条件作りも含めた、作業に取り組んできた。これまで何年も、我々はまさにこのことに取り組んできたのだ」と強調した。

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