トルコ大統領 プーチン大統領に30日パリで会談を提案

© AP Photoトルコのエルドアン大統領
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トルコのエルドアン大統領は「自分はプーチン大統領に対し、30日にパリで会談する事を提案したが、ロシア側から今のところ回答は届いていない」と述べた。

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パリで30日、気候変動問題に関する国際会議(COP21)が開かれる。フランス大統領府の発表では、世界138カ国の国家元首及び首相が参加する予定だ。先にロシアのウシャコフ大統領補佐官が伝えたところによれば「プーチン大統領は、会議開幕日に演説する」。

昨日トルコのエルドアン大統領は、フランスのTV「France 24」のインタビューに応じた中で「私は、プーチン大統領に対し、30日にパリでの会談を要請したが、その回答を今のところ受け取っていない」と述べた。

なお先にロシアのペスコフ大統領報道官は「パリでのCOP21での、プーチン大統領とエルドアン大統領による個別会談は準備されていない」と述べている。

ロシア・トルコ関係は、火曜日シリアでロシアのスホイ24爆撃機がトルコ側により撃墜された事件の後、危機的状況となっている。

24日、ロシア機スホイ24が、シリアで墜落した。ロシアのプーチン大統領は、ロシア機について、シリア上空でトルコのF-16戦闘機の「空対空」型ミサイルによって撃墜され、トルコとの国境から4キロのシリアで墜落したと発表した。プーチン大統領は、テロリストの共犯者たちによる「裏切り行為だ」と指摘した。

ロシア国防省の声明によると、パイロット1人は脱出して降りる最中に地上から攻撃されて死亡、またパイロットの救助作業を行っていたヘリコプター「ミル8」も攻撃され、作業に参加してした海兵隊員1人が死亡した。

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