仏パリで起きた連続テロの後、イスラム教徒に対する犯罪や暴力が著しく増加し、宗教に対する恐れや、憎悪や不信の度合いが高まった。
「テル・ママ」は、イスラム教徒たちに起こった事、また現在イスラム教徒たちに起こっていることについての情報を収集している。「テル・ママ」の調査の結果、パリ連続テロ事件の後、英国ではイスラム教徒に対する攻撃が、驚くべきことに275パーセントも増加したことが分かった。
主に被害を受けているのはイスラム教徒の女性たち。女性は服装でイスラム教徒であることが判断しやすいため、憎悪を呼び起こし、攻撃の対象となることが多いという。