学者 近いうちにも世界中が食料不足に陥ると予測

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米国の学者たちは、近いうちにも全世界で食料不足になるとの予測を発表した。学者たちによると、30年後にも世界中が食料不足に陥る恐れがあるという。すでに現在、世界ではおよそ8億人が飢餓に苦しんでいる。サイトrsute.ruが伝えた。

チリの生物学者 恐竜の足を持った鶏を育てる - Sputnik 日本
チリの生物学者 恐竜の足を持った鶏を育てる
このような結果を引き起こしているのは、世界人口の急速な増加。また食料の不合理な使用も大きな原因とっている。

世界では8億人以上が飢餓状態にあるにもかかわらず、不自由のない生活をしている人々は食料の3分1以上を廃棄している。ごみ捨て場には、まだ食べられる食料が年間およそ130億トンも捨てられている。そのうちのわずか4分の1の食料があれば、飢餓に苦しむ全ての人たちをお腹一杯にすることができる。

食料の不合理な使用は、先進国で最も多く見られている。欧州では、住民一人あたり年間最大で300キロの「まだ食べられる」食料を廃棄しているという。

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