トビー・ロペス氏(42)は同級生がアフガニスタンで殺害されたことにショックを受け、「ダーイシュ」による人質を解放することを決意。ロペス氏はSNSを使い、テロリストのリーダーとのコンタクトに成功し、その結果をFBIの地元ブランチに送り続けた。ところがロペス氏には返信メールは一切送られてこなかった。
政権の注目を集めようとロペス氏がFBIに対して抗議のメールを送ったところ、これが脅迫と受け止められ、ロペス氏は逮捕。14ヶ月に及ぶ収監生活で精神鑑定まで受けさせられた。
4月22日、デラウェア州検察は精神鑑定の結果、ロペス氏の判断力に一時的な意識混濁があったことを認め、一切の嫌疑を取り消した。