「ロシアとの対話は不可欠というほのめかしがG7のパートナーを苛立たせた」、週刊「ロシアから見た日本」5月31日から6月5日まで

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1週間の初めの月曜日に、先週1週間にロシアで報道された日本関連のニュース、解説をダイジェスト版でお届けする番組、週刊「ロシアから見た日本」です。

ロシアの報道機関が日本をどういう視点でとらえているかを短い引用でご紹介。5
月31日~6月5日号は以下のとおり。

このテーマはサウンドクラウドでお送りしています。詳しい内容をお聞きになりたい方はこちらからお入りください。

「オバマ氏はG7のついでに広島に立ち寄っただけ」、週刊「ロシアから見た日本」5月23日から5月30日まで - Sputnik 日本
「オバマ氏はG7のついでに広島に立ち寄っただけ」、週刊「ロシアから見た日本」5月23日から5月30日まで
WTOの紛争解決機関をめぐるEU・日本と米国の対立

「EUや日本があからさまに米国にたて突いているのは、米国が貿易経済を1人決めすることに米国の最も身近な同盟国でさえ我慢できなくなっているという事実の表れ」(「ヴズグリャード(視点)」紙)

ラヴロフ外相、日本との領土問題について

「第2次世界大戦の結果を認識することなく、互いに受け入れ可能な何らかの領土問題について語ることなど不可能だ。これを交渉のたびに日本のパートナー側に我々は語っている」(「コムソモーリスカヤ・プラヴダ」紙がラヴロフ外相に行なったインタビュー)

クリル諸島住民、生活に満足

「2010年、目の前で全てが変わり始めた。真っ白な雪に覆われた丘を背景に色とりどりなサイディングで覆われ、丁寧に建てられた2階建ての家が並ぶ今のイトゥルプ島は子どもの描いた絵にそっくりだ」「先日の安倍首相とプーチン大統領の会談の後、再び大陸で『日本問題』が沸き起こっているが、地元民は動揺もしていない。島にいた1週間、地元民からはあらゆる話を聞かされたが、古ぼけた領土論争はそうした中に全く入っていなかった」(「コムソモリスカヤ・プラヴダ」紙、イトゥルプ島を視察したヴァレーリー・ブタエフ記者の大型記事「ようやく暮らしが始まろうとしているときに、どうしてクリルを渡せるものか?」)

日本でのG7サミットの総括、続編

「安倍氏、岸田外相の発言の裏にはロシアとの対話は不可欠、ロシアは西側の持つイメージとはかけ離れているというほのめかしが何度も行なわれたために、これが非常にG7の西側のパートナーを苛立たせた」(情報分析サイト「ソブィチエ・ル(出来事)」ドミトリー・メリニコフ記者の記事「薬としてのロシアとの接近、日本がロシアに接近する理由は?」)

 

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