報道官は記者団の質問に、「近い将来に外相(シュタインマイヤー氏)の前にも、全欧州連合の前にもウクライナのEU加盟問題が取り組むべき事柄として掲げられてはない」と述べた。
ウクライナは2014年にEUとの連合協定に調印したが、同文書は加盟を保証してはいない。先にユンケル欧州委員長は、ウクライナのEUあるいはNATOへの加盟には20-25年かかると述べた。
英国でEU離脱の是非を問う国民投票が実施されて離脱派が勝利した後、ウクライナでは同国のEU加盟が早まるという話が活発化した。ウクライナは英国の場所を占める用意があるとすぐさま発表した。