間違い事件が起きたのは2015年3月。ところが捜査の結果が明らかにされたのは1年半もたってからだった。エアアジアのエアバスA330は2015年3月10日、クアラルンプールに向けてシドニーを飛び立った。
飛行中、乗員は機内のナビゲーションシステムに問題を発見。ところが悪天候のため、シドニー空港に戻ることもかなわなかった。その結果、「キャプテンは誤って機体の縦方向のボタンを押し」てしまい、これが機内のナビゲーションシステムに影響して、全く別の方向に飛行目標が定められてしまった。飛行中は行き先が変更されてしまったことに気づいたパイロットは誰もいなかった。
先に伝えられたところによると、チェコで2機の超軽量スポーツ航空機がデモ飛行の際、衝突した。