7カ国からの入国は引き続き認められることになり、政権にとっては打撃だ。大統領令の是非を巡り各地で訴訟が起きているが、差し止めを認めた連邦高裁判断は初めてという。
米ワシントン州のファーガソン司法長官は9日のサンフランシスコ連邦高裁の決定を受け「完全な勝利。米国は法治国家だ」と述べた。
ワシントン州・ミネソタ州は大統領令の実行が一時的でも、有害と立証した。MIAロシア・セヴォードニャ通信が報じた。
また、共同通信はトランプ政権側は決定を不服として上告するとみられ、最高裁まで進む可能性が高い、と伝えた。