元警官アルトゥーロ・ラスカナス氏は、当時ダバオ市長だったドゥテルテ大統領の指揮する死の部隊に自身も参加していたと述べる。ドゥテルテ大統領の直接の指示により、例えば、麻薬売買が疑われた11人の中国人が殺害された。
ラスカナス氏がこの声明を議会の公聴会で行った。公聴会は氏の声明の後、突如中断された。大統領報道官はラスカナス氏の発言を「受け入れがたい捏造」だと呼んだ。
先の報道では、フィリピンで25日、フェルディナンド・マルコス元大統領の独裁政権を打倒した「黄色革命」から31年の記念日に、ドゥテルテ大統領の政策に反対する集会が開かれた。