ブラジル・サッカー 愛人を殺害し遺体を犬に食べさせた選手と契約

© CRISTIANE MATTOS/ AFPブラジル・サッカー 愛人を殺害し遺体を犬に食べさせた選手と契約
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14日、ブラジル全国選手権2部のサッカー・クラブ「ボア・エスポルテ」は、愛人を殺害し、その遺体を犬に食べさせたとして服役していたゴールキーパーのブルーノ・ソウザ選手(32)と契約したと発表した。AFPが伝えた、 ブラジルのニュースポータル・サイトUOLによれば、ソウザ選手は、同日ブラジル南東部バルジニャで開かれた記者会見で「サッカーに集中する。自分にとって重要なのはスタートを切ることだ」と語った。

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彼は、服役前、1部リーグでプレーし、イタリア・セリエAの名門ACミランともコンタクトを持ったことがある。

一方彼をGKとして受け入れた「ボア・エスポルテ」は、親会社が13日に契約を打ち切り、スポンサーが離れるなど厳しい反応に苦慮している。ソーシャルメディアの反発も大きい。チームの公式ウェブサイトも、抗議運動に関わる人々によりハッキングされる事態となった。

ソウザ選手は、自身の子どもを妊娠し、養育費の支払いを求めて訴訟を起こしていたエリザ・サムディオさんの誘拐、監禁、そして殺害に関与したとして2010年から収監されていた。彼女の遺体は、今も発見されていないが、彼は、友人と共謀して彼女を殺害し、遺体を犬に食べさせたことを認め、2013年禁固22年の判決を受けた。しかし最高裁へ上訴した後、先月彼は刑務所から釈放されている。

クラブの会長は、記者会見で「今日、我々はブルーノが得意とするサッカー選手としてのキャリアを再開できるよう、彼を皆さんに紹介している。これは、過去に間違いを犯したが、裁判所によって釈放された人間に機会を与えるだけでなく、彼に人生を継続するチャンスを授けることでもある」と述べている。

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