金正恩氏、茂島防御隊の視察がなぜか?

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5日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が黄海の南北境界線に近く位置する長在島と茂島の防御隊を視察したことが明らかにされた。共同通信が朝鮮中央通信を基に報じた。

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視察の日時は不明。同防御隊は2010年に韓国・延坪島を砲撃した部隊と報じられた。

共同通信によると、金氏は長在島の視察した際、監視所から延坪島を眺め、新たに策定された攻撃計画を確認。

「前線を守る砲兵集団はいったん命令が下されれば、かいらい(韓国)の脊椎を完全にへし折らなければならない」と強調した。茂島では「延坪島砲撃は(朝鮮戦争の)休戦後、最も痛快な戦闘だった」と述べた。

韓国の黄海の南方境界水域の防衛を担う司令部が最前線部隊の態勢を点検しており、これに対抗する狙いがあるとみられる。

先の報道によると、米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は、衛星写真から、北朝鮮最大の豊渓里核実験場で、北朝鮮軍人が再び活発になったことが確認されたと発表した。

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