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3日、カナダ食品検査局はカナダ全土での「ボンベイ・サファイア・ロンドン・ドライジン」のリコールを発表した。中身の度数がラベルに記載されているアルコール度数より高いと判明したのだ。ニューヨークタイムズが報じた。
ボンベイサファイアを所有するバカルディ社の広報担当、エイミー・フェデルマンさんはメールで、カナダで販売されている同飲料のいくつかのケースでは、ラベル記載の40%ではなく77%のアルコール度数のものが詰められていると述べた。
フェデルマンさんは、「通常より高いアルコール含有量以外は、製品は仕様の範囲内であり、病気は報告されていない」としながらも、「この製品の消費は推奨しない」と述べた。
フェデルマンさんは、リコールを受けたジンが「飲用に危険なわけではない」とした。さらにカナダ食品検査局も、このジン摂取から「一時的な健康への悪影響」はあるかもしれないが、「健康に重大な悪影響が及ぶ可能性は低い」としている。
フェデルマンさんは、第3者によるチェックを続けていき、このようなケースを避けるよう適切な措置を取っていくと述べた。
先の報道によると、グリニッジ大学の学者たちが、ビールの特性とその人体への影響を分析した。