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中国では、言論や情報の統制が強まっていると言われている。
伝えられたところによると、4日午前、天安門広場周辺では、治安当局が警備にあたり、追悼集会などは認められておらず、天安門事件の被害者の家族は、事件の真相を公表するよう求めているが、政府は事件の結論は出ているとして、その立場を変えていないという。
天安門事件で戦車にひかれ、両足を失った方政(ファンチョン)さんは、朝日新聞のインタビューで「私のような当時の学生だけでなく、新たな被害者が絶えず生み出されている。事件はまだ終わっていない」と語っている。朝日新聞が報じた。
先の報道によると、中国外務省は4日、米国務省が1989年の天安門事件について声明を表したのを受け、内政干渉だと指摘し、強い不満と断固とした反対を表した。