スプートニク日本
インディペンデントによると、手足を失った人々は現在フック型などの原始的な義肢を選ばざるを得ない状況にあり、これは失った手足の十分な代わりにはならないと考えられている。
特に子供にとっては困難で、精神的ストレスを生む。
これを受けてOpen Bionics社は、義肢の価格を大幅に下げるために3Dプリント技術を用いることにした。これにより、義肢は患者一人一人のためにつくることが可能になるという。
Open Bionicsは「スキャンの時間は2分、出力は24時間でできる」と指摘している。
なお3Dプリンターでつくる義足の価格は平均5000ポンドになる見込み。
小さい子供用には、ディズニーアニメのキャラクターのデザインもあるという。
腕を失ったティリー・ロッキーちゃんは、あらゆる義手を使っている。動画の義手は少し不自然な動きではあるものの、失った腕の代わりを十分に果たしている。ティリーちゃんは「見た目もカッコいいし、自信を与えてくれる」と語っている。