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韓国メデイアによると、朝鮮民主主義人民共和国がICBMを西岸に移動している様子を韓国の情報機関も認めており、北朝鮮が新たにICBMを発射する恐れがある。
米国は韓国の分析を確認しながら、北朝鮮が建国記念日(9月9日)や朝鮮労働党創建記念日(10月10日)に合わせて新たな挑発行動を取る可能性があるとみて、韓国や日本と共に警戒を強めている。
ホワイトハウスのサンダース報道官は5日の記者会見で、北朝鮮への対応について、「外交と経済の両面で積極的な措置を取る」と制裁強化を進める考えを表明。
一方、金正恩朝鮮労働党委員長は太平洋に向けた弾道ミサイル発射を続ける方針を示しており、次にICBMを発射した場合、再び日本越えとなる可能性がある。
北朝鮮は8月29日5時57分(現地時間)、首都平壌郊外のスナン(順安)から弾道ミサイルを発射。 ミサイルは高度550キロまで上昇し、東の方向に向けて2700キロを飛行し、日本領空を通過して太平洋上に落下した。