ハリケーン「イルマ」が勢力弱め、原油価格上昇

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原油価格は先週、ハリケーン「ハービー」の影響で閉鎖した米国製油所の操業再開が予想よりも遅かったため大幅に下落したが、11日、上昇し始めた。

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なおハリケーン「イルマ」に見舞われた米国でのガソリンやその他の石油製品の需要が低下するという懸念や、「イルマ」の勢力が弱まったという情報も市場が落ち込む要因となった。
日本時間14時15分の時点で、ロンドンに本拠を置くICEフューチャーズでは、ブレント原油先物11月限の価格が0.27ドル(0.5%)高の1バレル=54.05ドルとなった。先週の終値は0.71ドル(1.3%)安の1バレル=53.78ドルだった。

ニューヨーク・マーカンタイル取引所では、WTI原油先物10月限の価格が0.39ドル(0.82%)高の1バレル=47.87ドルとなった。先週の終値は、1.61ドル(3.28%)安の1バレル=47.48ドルだった。

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