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文大統領はまた、新たな挑発の場合は北朝鮮への新たな働きかけの手段を探すとした一方で、緊張を過度にかきたてることや偶発的な軍事衝突を避ける必要性を呼びかけた。
文大統領はさらに、朝鮮半島での国連のより活発な役割を支持して、多国間協議による半島での平和樹立の緊要性を指摘した。
文大統領は国連に、制裁という挑発の誤った論理を破る助けになる基本計画について考えるよう呼びかけた。
文大統領は最後に、平昌五輪への北朝鮮参加を支持する意向を示し、韓国開催の冬季五輪を北朝鮮の選手が訪れるよう国際五輪委員会(IOC)と共に尽力していくと発言した。
これより前、日本の安倍首相は20日、米ニューヨークで開催されている国連総会で一般討論演説を行い、国連安全保障理事会の改革や、北朝鮮による脅威への対応、また拉致問題に言及した。
また、国連総会での一般討論演説のためニューヨーク入りした朝鮮民主主義人民共和国の李容浩外相は、トランプ米大統領が先に行った同演説で言及した「北朝鮮の完全破壊」の可能性に激しい反応を見せた。