ショパンの別葬された心臓、死因の謎を解き明かす【写真】

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作曲家フレデリック・ショパンの遺体とは別葬された心臓を2年間調査し、ポーランドの研究者が、死因は結核の深刻な合併症だったとの結論を出した。サイト「LiveScience」が報じた。

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ショパンは1849年、パリで埋葬されたが、心臓だけは生前の願いに基づき、聖遺物として祖国ポーランドのワルシャワにある聖十字架教会の柱に別葬された。

生きたまま埋められることへのショパンの恐怖をこうした希望の理由として挙げる研究者もいる。

心臓は2014年、研究グループに心臓を調べる許可が降りるまで保存されていた。調査の目的は、39歳の若さで亡くなったショパンの死因を特定することにあった。

研究グループは19世紀に細胞を保存するため用いられていたコニャックとみられる琥珀・褐色の液体に浸った心臓を調査した。

ポーランド科学アカデミーのヒト遺伝研究所のグループは研究の結果を公開し、ショパンは長い間結核に苦しんでいたと結論づけた。

© AP Photo / Czarek Sokolowskiフレデリック・ショパン
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しかも、非常に深刻な結核性胸膜炎を患っていた。

専門家は「これは非常に珍しい組み合わせだが、病人にとって最も危険な結核の合併症の1つだ」と強調する。

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