米諜報機関の「最大の誤算」 北朝鮮の核開発能力の過小評価を認める

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ニューヨーク・タイムズ紙が政府関係筋と安全保障筋の話として伝えたところ、米諜報機関は、北朝鮮の核・ミサイル開発の可能性を大きく過小評価していたと認めた。

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トランプ大統領の任期初めに情報機関が出した報告によると、北朝鮮が米国まで到達可能なミサイルを作るには4年ほど必要とされるため、兵器開発を妨害する時間がある。

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北朝鮮のミサイルはどこまで飛ぶことができるのか
しかし半年後、北朝鮮は広島に投下された核爆弾の15倍強力な水爆の実験を成功させた。あわせて、北朝鮮はミサイルがグアム到達、続いて米国西海岸、ワシントンまで到達可能であることを示した。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国の過小評価の原因は、北朝鮮の兵器開発に冷戦時代に要された時間と同じ時間が費やされると想定したことにある。情報機関は北朝鮮が国外の開発にアクセスする可能性を考慮に入れず、2016、2017両年の多数の実験に必要な注意を向けなかった。政権ないし情報機関の元職員と現職員はこれを「米国最大の誤算」だと呼んでいる。

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