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シリアにおける米国の新たな提案に関するニュースは、近いうちにもトルコ軍が米国の同盟であるクルド人武装組織YPGに支配されているシリア北部アレッポ県のマンビジとアフリンで作戦を開始する可能性があるとのトルコのエルドアン大統領の声明を背景に伝えられた。
トルコ外務省は、「米国のYPGとの協力継続はその自らの義務に反しており、我々の国家安全保障とシリアの領土保全を危険にさらしており、これは容認できない。我々は、この間違ったアプローチにおける米国の執拗さを非難し、トルコは同国に対するあらゆる脅威を断固として排除する方針であり、そのためのすべての可能性を有していることについてもう一度念を押す」との声明を表した。
声明ではまた、米主導の有志連合は国境警備隊の創設についてトルコと協議をしなかったと指摘されている。