スプートニク日本
これは、警備員といざこざを起こしたことに対する処罰。ペンギリー委員は15日午前、ホテル出口で警備員と争った。IOCはペンギリー委員の韓国からの即時帰国を求めた。
英紙テレグラフによると、IOCは事件を受けて「委員の1人の行動に対して謝罪したい。そして、事件について非常に残念に思っている。IOC論理委員による事情聴取に続き、彼は即刻韓国の五輪を離れる。IOCはもう1度、韓国政府と警察の素晴らしい仕事に対し感謝の気持ちを表す。アダム・ペンギリー委員は被害者に対して謝罪した」と声明を出した。
ペンギリー委員は今月2日、ロシア選手の五輪出場からの永久追放というIOCの決定を無効にするスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を声高に批判し、「詐欺師と泥棒の祝賀」だと呼んだ。CASは永久追放から平昌冬季五輪のみ出場停止へと変更する裁定を下した。