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既に宮古島への部隊配備計画は公表されており、海峡の両側から中国軍を強く牽制する狙いがあるという。宮古海峡で中国艦艇が初めて確認されたのは2008年。11年6月には計11隻が相次いで通過。16年12月には空母「遼寧」が艦艇5隻とともに通過し、この際艦載ヘリコプターが日本の防空識別圏内を飛行したため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進していた。
東京新聞によると、今年1月には潜水艦が宮古島の接続水域を潜航。公海を通ることに国際法上の問題はないものの、防衛省は警戒監視を強めている。配備が検討されているのは「12式地対艦誘導弾」。沖縄本島と宮古島は約300キロ離れており、宮古島からだけでは網羅できず、両岸に置けばカバーすることが可能になるという。