スクリパリ氏事件 国連安保理が非公開会議を開始

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英国に居住するロシア連邦軍参謀本部情報総局の元大佐、セルゲイ・ スクリパリ氏とその娘ユーリヤ氏の服毒事件を受けて、国連安保理は非公開形式で会議を開始した。スプートニクの記者が現地から報じた。

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会議は英国の発案で日本時間15日、午前4時から開始され、公開形式で実施されるはずだったが、現在は安保理メンバーらは非公開形式で協議を続けている。

国連本部内の消息筋が記者団に明らかにしたところによれば、協議は15-20分程度で終わるものと見られている。

非公開協議には常任理事国メンバーなど、ロシアのネベンジュ国連大使をを筆頭に、15か国の外交官らが参加している。

会議は英国の発案で行われている。会合の前、英国のジョナサン・アレン国連大使が発言し、事件を「罪もない市民に生命の危険に晒す、議論の余地のない、見境のない行為」と非難した。

アレン大使はさらに、ロシア側は事件についての説明を行わなかったことから、英国はこれは「化学兵器拡散禁止に反対するため、国家が金を払ってやらせた行為」だったという結論に達したと断定している。

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