仏スーパー立てこもり 人質身代わりの憲兵、臨終の床で結婚

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フランス南部のスーパーで起きた立てこもり事件で、人質の代わりとなって撃たれた国家憲兵隊の中佐が、搬送先の病院で亡くなる数時間前に結婚していた。仏ル・モンド紙が報じた。

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結婚式は集中治療室で行われたという。

23日、モロッコ出身のレドゥアン・ラクディム容疑者(26)が車を襲撃して運転手を殺害、武器を携帯していなかった特殊部隊員を攻撃し、その後フランス南部オード県のスーパーで人質を取って立てこもった。

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死亡したアルノー・ベルトラム中佐は現場に駆け付け、人質の身代わりとなった。ベルトラム氏は当局が急襲した際に重傷を負い、24日午前、搬送先の病院で亡くなった。

フランスのマスコミは、ベルトラム氏の行動により数人の命が救われたと報じている。事件では4人が死亡、15人が負傷した。

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