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医師らによると、2015年と2016年に米国人の約6万3000人が過剰摂取や、薬物と関連した他の問題で命を落とした。
この6万3000人のうち過半数以上の約4万2000人が、合成あるいは天然のオピエートの過剰摂取によって死亡した。
麻薬学者らは、オピエートによる死者数が30%増加したことについて、フェンタニル(オピエートをベースにした鎮痛剤)の人気が爆発的に高まったのがその理由だと指摘している。
米国の複数の州ではオピエートの過剰摂取が3~4倍に増え、2016年には全体として倍増した。ヘロインやその他のオピエート系薬物も「攻撃」を続けており、これらに関連する死者数は20~50%増加した。
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