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このようにして英政府は、何よりも子供の肥満を招く過度に甘い飲料の生産を削減しようとしている。
税金は、液体100ミリリットル当たり5グラムを超える砂糖が含まれたノンアルコール飲料から徴収される。飲料中に8%を超える砂糖が含まれている場合は、税額が引き上げられる。ただこの際、牛乳を多く含む飲料は課税対象とならない。理由は、そのような飲料が健康的な食事にとって欠かせないからだ。
英財務省のデータによれば、2016年にこの税金が提唱された後、半数を超える飲料メーカーが自社製品中の砂糖含有量の水準を低下させた。
同省では、「方針を変えない生産者によって税金が支払われ、その全体の規模は毎年最大2億4千万ポンドに上るとみられる」と予告している。
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