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クリスティン・ロクストンさん(63)の子宮と大腸を一度に切除する手術は、英ロンドンにあるロイヤルマースデン病院で行われた。手術を行ったのは医療ロボット「ダヴィンチXi」。手術時には外科医らが装置の画面近くに位置し、プロセスを遠隔操作した。画面には、病気に冒された臓器が3D形式の画像で表示された。
スカイ・ニュースによると、「ダヴィンチXi」を使用することで医師らは手ばやい動きをすることができたほか、「人間の手の自然な震え」も排除できた。これは手術の精度を高めただけでなく、外科手術による患者の身体への悪影響も軽減した。
Robot performs double surgery on cancer patient https://t.co/4xccEMjHRo pic.twitter.com/UlUdWWg9uh
— More UK News (@TweetMoreUKNews) 5 апреля 2018 г.
手術を行った外科医のシャフナワーズ・ラシード氏は「手術の精度ははるかに高いと考えている。そのため患者への影響はより少ないはずだ。つまり、がんに冒された臓器を取り除くための、患者のストレスがより少ない同様の手術を実施できるということだ」と述べている。