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WSJ紙の消息筋は「米国はミサイル駆逐艦USS「ドナルド・クック」をすでに地中海東部に配備しており、そこからいつ何時もシリアに向けた攻撃が可能だ。(中略) 2隻めのUSSポーターもその場所に数日以内に到着できる」と語っている。
9日、米国の政治雑誌「ワシントン・エグザメナー」は米国防総省内の消息筋からの情報として、駆逐艦USS「ドナルド・クック」が巡航ミサイル「トマホーク」60基を搭載し、キプロスの港を出帆し、シリアの方角へ向かったと報じていた。
トランプ大統領は、シリアの東グータ地区で行われた化学兵器による攻撃はシリア政府によるものと決めつけ、ロシア、イランがシリアのアサド大統領を支援しているとして、これを非難し、2日以内に報復行動の決定をとるとする声明を表している。
シリアでは2011年3月から武力紛争が続いている。
2014年以降、米国主導の66カ国連合がイラクとシリアで対ダーイシュ作戦を行っている。シリアでの作戦は当局の許可なしに行われている。
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