スプートニク日本
中国工程物理研究院が今年初めに発表したデータによると、中国はこの点で米国を大きく引き離した。米国はこの種の実験を月に1回未満しか行っていない。
2014年9月から2017年12月にかけて中国は核爆発のシミュレーションに関する実験室実験を約200回行った。
なお米国のローレンス・リバモア国立研究所によると、米国が2015年から2017年にかけて行った同様の実験はわずか50回で、年間10回未満。
なお米国のローレンス・リバモア国立研究所によると、米国が2015年から2017年にかけて行った同様の実験はわずか50回で、年間10回未満。
また中国の専門家らは、中国が潜在的な脅威に対する抑止力として使用することができる核兵器の明確な目的を持った開発に向けてロシアと米国に加わった後、軍拡競争の可能性が逆に作用して核紛争のリスクを高める恐れがあるとの見方を示している。
軍事専門家のリー ・ジエ氏はサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙に「小型弾頭の使用は、より大きな弾頭の使用につながる」と述べ、中国がいつか核兵器を使用する可能性は低いということは、中国は核兵器開発を止めるべきだということを意味しているわけではないと指摘し、「他国が中国に対して核兵器を使用する場合、我々は同様の手段で応じるべきであり、これが新兵器を開発する理由となっている可能性もある」と語った。
関連ニュース