巨大なカメの骨、ロシアで発見

© 写真 : Yuri Gagarin State Technical University of Saratov/Maxim ArkhangelskyПластина панциря протостеги
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ガガーリン記念サラトフ国立技術大学の古生物学者らが、中生代のウミガメ「プロトステガ」の甲羅の骨と甲板を発見した。今回の発見は、ロシア・サラトフ州での大規模な発掘作業時になされた。

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プロトステガは、絶滅した白亜紀のプロトステガ科に属する巨大なウミガメ。米カンザス州にある白亜紀の地層で発見された化石に基づいて、1872年に記録された。長さは2~3.5メートル。プロトステガは、甲羅の大きなサイズで際立っており、甲羅の幅はほとんど長さに等しかった。この海の巨人はクラゲや軟体動物、海藻を常食としていた。

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学者らの話によると、ヨーロッパロシア地域で発見されたプロトステガの骨によって、その分布圏に関する以前からの情報に本質的な補足を加えることが可能になる。これまでプロトステガの骨格は、米国と日本でのみ発見されていた。

発掘された骨に関するデータは、日本で開催された「第6回カメ類の進化に関する国際シンポジウム」で報告された。

また、先の報道によると、豪州北西部キンバリー地域の沿岸部で、化石化した恐竜の足跡が考古学者らによって発見された。

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