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大部分のアプリケーションがデバイス内蔵マイクへのアクセスを求めることは知られている。録音とデータ加工はしばしば、「トリガー」を声に出して言った後に行われている。
例えば、「ヘイ、シリ(Hey Siri)」や「オーケー、グーグル(Okay Google)」だ。
博士は、例えばフェイスブックやインスタグラムが数多くのトリガーを利用している可能性があり、スマートフォンの所有者の会話を分析していると推測した。
博士は、「マーケティングの観点から見ると、これには十分な意味があり、さらに(グーグル以外の企業による)ソフトウェア利用許諾契約や法律がどちらもこれを許可しているため、グーグル以外の企業もこれを行っていると私は想定できるが、確信できる方法はない」と述べている。
同誌記者はこの仮説を検証した。5日間にわたり、スパイ活動のメカニズムにとって「トリガー」になり得る複数のフレーズを言ってみたのだ。その結果、学業と安価なワイシャツ購入について記者が言ったフレーズが作動。ニュースフィードに様々な教育施設と安価な衣類の広告が現れるようになった。
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