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12日のシンガポールでの会談の結果、北朝鮮がミサイルエンジンの複数の主要な実験場を破壊する用意があることが明らかになった。
匿名の米政府代表者がロイター通信に明らかにしたところでは、破壊される実験場は西海の発射場。情報源の話によれば、北朝鮮政府は「自国の長距離弾道ミサイル用の液体燃料エンジンのテスト実施のため、この発射場を利用していた」という。
一方、発射場破壊の何らかのはっきりした期限については挙げられていない。同通信はまた、自国の複数の実験場を破壊する意向であることを北朝鮮政府が公に確認したことはないとも指摘している。
衛星発射場とも呼ばれる西海の実験場は平安北道に位置し、中国との国境に近い丘陵地にある。平壌から北西へ200キロ、寧辺にある大規模核センターから西へ70キロの地点にある。
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