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実際には、小惑星「2017YE5」は名前からわかるように2017年に発見。「Morocco Oukaimeden Sky Survey」プロジェクトで見つかった。
だが6月21日に小惑星が地球へと最も近づいた際、プエルトリコ・アレシボ望遠鏡など3つの電波望遠鏡を用いて小惑星が詳細に観察された。その時の距離は地球から600万キロだった。
レーダースキャニングにより、小惑星「2017YE5」は約900メートルの範囲内で互いの周りを周る二重小惑星だと判明した。2つの小惑星が互いに接触することはない。
「2017YE5」は今まで発見したなかでわずか4例目の地球近傍にある二重小惑星だという。