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備忘録にはオーディエンスと直接交流するユーチューブでの聖職者のブログは、「最新の使徒承伝の一種」とある。それは「現代の聖職者が大半のケースで魂の呼びかけに自発的に応じて取り組むこと」だという。これは、「教会の前にも神の御前にも作られたコンテンツに対して」大きな責任を負うことを意味する。
ユーチューバーになるきっかけは虚栄心であってはならないと備忘録にはある。虚栄心は視聴率競争と注目集めに反映される可能性があり、それは「幅広いオーディエンスの感情やチャンネル上の活発度の発露を生じさせる操作的な慣行(ハイプやクリックベイト、荒らし行為など)に作者の背中を押す」という。ユーチューブチャンネルの収益化は「罪ではない」が、目的そのものに変貌してはいけないと備忘録は戒める。ミームや「トレンドのテーマ」を使うことは「牧者の倫理と美学の規範」に従って推奨されている。
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