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3月、ドイツのトリーア市で観光分野のマーケティングを行っている企業が、5月5日のカール・マルクスの生誕200年を記念して、額面0のユーロの紙幣を土産物として売り出した。最初に売り出した5000枚は1カ月弱で完売した。
マルクス紙幣を販売している企業のハンス・アルベルト・ベッカー氏は「紙幣の需要は高まっている。これほど人気が出るとは誰も思っていなかった」と語った。
ベッカー氏によると、土産物用の紙幣は、世界40カ国以上に送られ、特に中国で人気があり、中国には2万5000枚から3万枚が送られた。
さらに企業が従業員への贈り物として購入するなど、一度に100枚の注文が入ることも数回あったという。