過激派がウクライナ正教会を襲撃 同国西部

© 写真 : Official site of Ukrainian Orthodox churchСвято-Троицкий храм в поселке Богородчаны Ивано-Франковской области Украины. Архивное фото
Свято-Троицкий храм в поселке Богородчаны Ивано-Франковской области Украины. Архивное фото - Sputnik 日本
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イヴァノヴォ・フランコフスカヤ地方にあるモスクワ総主教庁ウクライナ正教会の教会が28日昼、過激派組織「右派セクター」の活動家により占拠された。信者数人が重傷を負った。ウクライナ正教会がサイトで発表した。

スプートニク日本

「今日9月28日の13時頃(日本時間19時)、『右派セクター』の右派過激派がボゴロドチャヌィ村でウクライナ正教会の至聖三者教会(スヴャト=トロイツキー・フラム)を占領した。扉がこじ開けられ、窓が割られ、信者が殴打された。男性1人は脳震盪を起こし、もう1人は片手を折られ、襲撃者により長司祭ウラジーミル・シュヴァルが負傷した」

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発表によると、襲撃者は信者全てを追い出し、鍵を取り替え、教会を占拠した。現地の状況は依然として緊張している。

ソ連崩壊後、正教会はロシア正教会とウクライナ正教会に分裂した。ウクライナ正教会は正式に認められず、ロシア正教会に従属していた。状況が緊迫し始めたのは、正教会で筆頭格を有するコンスタンティノープル総主教庁が、両正教会の分離とウクライナ生教会による正式な地位取得について詳細に発表し始めた時だ。2014年から、ウクライナ領土にある約50個の教会がロシア正教会から奪われた。ロシア正教会が発表するところ、占拠は「右派セクター」含む民族主義的団体の支援のもと実行された。

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