米上院議員、ロシアの「介入」による損害をF-35戦闘機1機の価格と比較する

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米上院情報特別委員会のマーク・ワーナー副委員長(民主党)は、米国、フランス、英国の選挙におけるロシアの所謂「介入」による損害は、F-35戦闘機1機の価格よりも少ないと述べた。

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2016年米大統領選挙へのロシアの介入疑惑の調査は、独立した特別検査官ロバート・ムラー氏によって行われている。

ロシアは先に、米大統領選挙に影響を与えようとしたという非難を繰り返し否定し、ペスコフ大統領報道官は「まったく根拠のない」非難だと指摘した。

ワーナー氏によると、米国はさまざまな種類の兵器に莫大な金額を費やしており、「米国、フランス、英国の選挙へのロシアの介入」による損害は、F-35戦闘機1機の価格より少なかった。なおF-35戦闘機1機の価格は約8000万ドル。

ワーナー氏は、ワシントンの戦略国際問題研究所で演説し「2016年にロシアは先例のない方法で我々の選挙に介入した。彼らは情報を軍事化した」と述べた。
ワーナー氏はまた、ロシアの行動は、米インテリジェンス・コミュニティーを含む米国当局の不意をついたが、2018年の中間選挙までに、選挙システムには従来通り一連の「弱い場所」があるものの、米国は「よくなった」と指摘した。

さらにワーナー氏は「我々は、よくなった。だが我々は、決して完全に保護されている状態にはない」と述べた。

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