首相、2島先行協議を示唆 「平和条約前に領土解決」

© REUTERS / Yuya Shino安倍晋三首相
安倍晋三首相 - Sputnik 日本
サイン
【ダーウィン共同】安倍晋三首相は16日(日本時間同)、オーストラリア北部ダーウィンで会見し、ロシアとの平和条約締結交渉を巡り、北方領土のうち歯舞群島と色丹島の2島の返還協議を先行させる意向を示唆した。プーチン大統領との14日の合意によって2島先行交渉が進む可能性を問われ、直接否定せず「領土問題を解決して平和条約を締結するとの従来のわが国の方針と、何ら矛盾しない」と述べた。4島の帰属問題を重視する姿勢も示した。

スプートニク日本

1956年の日ソ共同宣言は、平和条約締結後、歯舞、色丹を引き渡すと明記。首相とプーチン氏は共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速させることで合意した。

(c)KYODONEWS

関連ニュース

露日首脳、1956年の共同宣言に基づいて交渉を活性化することで合意 — ペスコフ露大統領報道官

日露首脳会談「極めて重要な進展あった」日本は妥協のシグナルを送ったのか?

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала