中国の習主席APEC前に演説 「保護主義が影落とす」

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中国の習近平国家主席は17日、パプアニューギニアで同日に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事「最高経営責任者(CEO)サミット」での演説の中で輸入制限など保護主義的な手段を講じる米国をけん制した。NHKが伝えた。

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習氏は「最高経営責任者(CEO)サミット」で「今、世界には保護主義と一国主義の暗い影が覆ってきている」と述べた。また、習氏は「保護主義、一国主義の古い道は世界経済の不確定性を増すだけだ」と強調した。と語った。

米国と中国は今年7月6日、互いに追加関税を課す措置を発動し、米中貿易戦争が始まった。米国は年340億ドル相当の中国製品818品目を対象に25%の追加関税をかけ、中国も同日、同規模の報復措置を実施した。

また米国は8月、160億ドル相当の中国製品に25%の関税を課し、中国もただちに同等の措置を講じた。

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