G20首脳宣言の作成時に「タブー語」あった=ロイター

© AP Photo / Andy Wong中国と米国の旗(アーカイブ写真)
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貿易での米中対立によって、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議の首相宣言で従来の文言の使用が避けられた。ロイター通信が報じる。

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ロイターが関係者の話として伝えたところ、「保護主義」や「公正な貿易慣行」といった言葉がタブーとして認識されていた。

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プーチン大統領、G20首脳宣言にコメント
「保護主義」という単語の不使用は、米国に配慮したもの。トランプ米大統領は輸入関税を導入し、国内製造業を守るよう主張していることから、保護主義的だと定期的に批判を受けている。

中国は一方、制限なしの「自由な貿易慣行」の必要性に関する文言を首脳制限に組み込むことに反対した。

これは、中国が世界貿易機関(WTO)の規則に反して国内メーカーに与えている補助金、不当廉売、知的財産の盗難で批判されている結果だ。

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