米検察が刑事捜査開始 ファーウェイに企業秘密窃取の疑い

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米検察当局は、中国の華為技術(ファーウェイ)が提携企業から米携帯大手「TモバイルUS」の企業秘密を盗んだ疑いで刑事捜査を進めている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

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盗まれた疑いがあるのはTモバイルが保有するロボティックデバイスに関する技術で。同技術はスマートフォンのテストに利用されている。

WSJによると、今回の刑事捜査が開始された一因として、Tモバイルが2014年にファーウェイを相手に起こした民事訴訟が指摘されている。Tモバイルは当時、携帯電話の品質管理テストのため「タッピー」と呼ばれる試験ロボットを開発・利用していた。ファーウェイ社員はタッピーの部品を持ち出した容疑を認めたものの、企業秘密の窃取には当たらないと反論した。

トランプ政権からのファーウェイへの圧力は高まりを見せている。カナダ当局は昨年12月、米国の要請によりファーウェイの孟晩舟最高財務責任者(CFO)をバンクーバーにて逮捕した。また、12日にはポーランド支社の幹部、王偉晶容疑者がスパイ容疑で解雇されている。

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