取るのか、与えるのか ロシア、日本両国民に南クリル諸島問題でアンケート調査

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南クリル諸島(北方四島)の引渡しがあたかも準備されているかについての議論は、数週間を経ても落ち着く気配がない。しかし専門家の間には、領土問題は、ロシアのプーチン大統領も日本の安倍首相も世論を見据えずに解決することはないという確信が存在している。メディアでは、南クリル諸島問題についてのアンケート結果が定期的に公表されている。「スプートニク」は、ロシア人と日本人の間で行われた最新の2つの調査を比較し、南クリル諸島の未来を両国民がどのように考えているのか、分かりやすくグラフで示すことにした。

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14日に実施のロシアのラブロフ外相と日本の河野外相の平和条約締結での交渉後、NHKは南クリル諸島の日本への引き渡しについて視聴者アンケートを実施した。一方、ロシア人の同問題への見解については、2018年11月にロシアの非政府研究機関「レバダセンター」が公表している。

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南クリル諸島問題でアンケート調査 - Sputnik 日本
南クリル諸島問題でアンケート調査

対日関係についてのロシア人の姿勢は、ロシアが南クリル諸島の一部を日本に引き渡すことを潜在的に支持する人の増加と共に改善している。こうした結果は、2018年11月に実施されたレバダセンターの調査で明らかにされた。

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2018年9月、日本の読売新聞の発表した、ロシアとの平和条約締結に関する世論調査の結果では、日本人の約75%が前提条件なしでの条約締結に反対を示した。この際、締結に明確に賛成した回答者はわずか14%だった。

先日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、日本の河野太郎外相との交渉の後、南クリル諸島に対するロシアの主権の問題は疑いの余地がなく、検討する予定はないと述べた。一方、日本の河野外相は、両国は平和条約を締結するための交渉を継続すると述べた。

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