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同艦は海岸から遠く離れた海上から直接気象ロケットを打ち上げ可能。この手法により、海洋上空の大気の状態の詳細なデータを集められる。航行速度は時速3千キロで、1時間で最大48発のロケットを打ち上げられる。2016、2017年に行われた実験の結果が、先月31日、学術誌「Advances in Atmospheric Sciences」に掲載された。
これまで気象データは観測タワーや船などの海洋観測プラットフォームや人工衛星、飛行機によって集められていた。今回の手法により、必要なデータ収集のコストが大幅減となる。
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